イワシの効能 自然食品別効能辞典


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イワシの効能


イワシは石器時代から主要な食品として私達の礎としての役目をはたしてきたのです。イワシは飼料、ホシカなどの肥料となり、農業の産業の発達に多大な貢献をしてきました。重要な換金物としての、タバコ、綿、アブラナおよび、稲の栽培にまでも効果をもたらし、本当はイワシ類を抜きにして日本の農業は語れないのです。イワシと日本人のかかわりは大きいものなのです。

イワシは私達日本人にとって、昔から食生活の土台、なくてはならないたんぱく源でした。イワシだけではなく魚類は畜産物に比べ、大変栄養価が高く、身体に不利益な成分は含んでいませんので、日本海でとれる魚に私達はもっと目を向けるべきといえるでしょう。一般にイワシと呼ばれる魚は、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの三種のことです。

産卵は日没から夜半にかけてで一回に五万〜八万個ぐらいと言われています。卵は直径一ミリくらいで、受精後三昼夜ぐらいで子魚が誕生します。子魚は体内に卵黄をかかえており、ここからの栄養で三〜四日浮遊しマシラスに成長します。その後、浅海などにすみプランクトンをえさにして、体長が四〜五センチ程度になると外海へ出て成長していきます。マイワシは潮の流れに逆らって泳ぎ、流れが変わっているようなところへ集まってくる習性があります。これはプランクトンが多い所だからと言われています。マイワシは天気の良い昼間は、海の深い所を泳いでおり、くもり、雨、また夜には表面にあらわれます。

色とつや=新鮮なものはウロコが多くついています。背は鮮やかな青緑色で、網目状の黒い線がよく出ているものがよいのです。生きが悪いものは弾力がなく、ところどころ皮がすりむけたりしています。ヒレ=胸ビレがしゃんとしているかどうか見ます。眼=眼が澄んでふっくらしているもので、水色で光沢があるもの、かっ色となると生きが悪いのです。エラぶた=真紅色をして、斑点の中の細かい線がよくみえるものはよいもの。赤かっ色になって、エラがねばねばしているのはよくないのです。腹部=鮮度が落ちているものは、あせた白色で胸ビレのつけ根が赤かっ色をおびています。におい=生きがよいものは潮の香りがしますが、生きが悪いとただれたような不快なにおいがします。この中でもとくに眼とエラが見分けるための重要なポイントです。もし鮮度が落ちた場合には次のような工夫をします。酢漬けにする=塩とショウガと強めの酢に三〇分くらい漬けこみ、正油をかけて食べます。ゆで煮にする=塩を入れた湯で骨ごとゆで、ショウガかトウガラシを加えて濃い目に味をつけます。煮つけ=塩をたっぷりふって焼いたものをみそ煮にするか甘露煮にします。できあがりぎわにからいダイコンおろしをたっぷり入れます。また、すりみにして煮付けても良いでしょう。

イワシなどの小魚にはカルシウムが豊富に含まれていますが、他にナトリウム、リン、鉄分なども含まれています。これらの無機質は、骨、歯を形成し、筋肉の働きなどにも不可欠な成分です。イワシはこれらカルシウムの吸収を良くし、骨に沈着する作用があるビタミンDも多く含まれているので成長期の子供には大いに食べさせるべき食品です。

人間は、若い時は当然肌も髪もつやつやしています。これは、常に新しいタンパク質がつくられるからです。この新しいタンパク質が作られるということは、体細胞のデオキシリボ核酸とリボ核酸が働いているということなのです。
ですから、若さを保つ、老化を防ぐためにはこの核酸の働きが活発になるように、その材料の食品をとれば良いということになります。イワシはこの二つの核酸の合成に有効な高核酸食品の代表的なものです。

近年、日本人に動脈硬化、脳いっ血などの症状が増えてきたのは動物性脂肪の摂取が多くなったからだといわれていますが、イワシなどの魚の油には逆にこれらを抑える働きがあるのです。イワシには不飽和脂肪酸の一つであるEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれているのです。
EPAは体内に入るとプロスタグラディンE3とプロスタサイクリンという物質に変換されます。この物質は血管の細胞では血液が固まるのを防ぎ血管を拡張する働きをし、血小板の中では、血液が凝集するのを防ぎ、動脈に血小板が付着したり、血栓ができるのを防ぎます。したがって脳や心臓などに血液を送る動脈が血栓でふさがれてしまったり、血管にコルステロールがたまっておきる危険な病気を防ぐことができるのです。



食べ物から調べる 自然食品別効能辞典について

普段口にする身近な自然食品には、意外と知られていない素晴らしい効能があることをご存知ですか。 自然食品が持つパワーを理解し、普段の食生活習慣に活かすことができれば、薬やサプリメントなど必要ない気さえいたします。ここでは、各自然食品ごとに効能を掲載しています。皆様の健康レシピに当サイトをお役立てください。