麦飯の効能 自然食品別効能辞典


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麦飯の効能


麦飯とはコメにムギを混ぜたり、またはムギだけを炊いたご飯です。別名「バクハン」とか、「ムギイイ」ともいい、昔はアワやヒエと同じように人々の主食でした。味はほとんど甘みがありませんが、その栄養分はコメと比較にならないほどです。白米を主食している人は麦飯に比較して約三・五倍もの緑黄野菜を多くとる必要があるのです。というのは白米は酸性体質にさせやすく、麦飯はアルカリ性食品で、体の健康を保つからです。

麦飯に含まれているビタミンB6は、たんぱく質の代謝を助ける働きがあります。現代は食生活が急速に洋風化し、肉や魚などタンパク質の摂取量がふえてるため、たくさんのビタミンB6が必要です。ですから、麦飯を食べると良いでしょう。

麦飯にはパントテン酸が多く、神経刺激を伝えるアセチルユリンを作り出し、自立神経に働きかけます。その結果、交感神経を副交感神経の二つの神経のバランスのくずれで起こる自立神経失調症を防ぎます。

麦飯に含まれているパントテン酸が、体内に十分にあれば、アセチルコリンも十分に合成されます。そしてアセチルコリンの働きにより、副交感神経の働きは正常になり、腸の調子もよくなり、腸の炎症を防ぐことができます。

麦飯に含まれているパントテン酸が不足すると胃酸の分泌が悪くります。この、パントテン酸、ビタミンBの一種で、現代日本人のように、白米を主食とした食生活を送っていると、どうしても不足気味になります。麦飯にはビタミンB1、B2と含まれていますので、白米に比べてパントテン酸をつくるのに役だっています。
また、麦飯の中に含まれている繊維の働きによって、腸内の細菌の働きを活発にし、分解・混合して腸の働きをよくしてくれます。

麦飯を常食することで、血糖・尿糖を減らすので、糖尿病に効果があります。糖尿病は、体が血糖を下げることのできない酸性体質なので、麦飯を食べることにより体を弱アルカリ性に保つ働きをしてくれます。

麦飯には、脳の急激な血管循環障害によって起こる、脳卒中を防ぐ働きがあります。麦飯に含まれているビタミンB6が、血液中にある血糖を下げたり、血管細胞をつくるアミノ酸の合成に役立っているからです。

麦飯を常食することで、ビタミンB6が不足で起こる貧血を防止できます。ビタミンB6は、ヘモグロビンが体内で作られるとき、一番はじめの段階で必要なもので、腸内のビタミンB6の合成に麦飯が役立っています。

麦飯に含まれているパントテン酸は、疲れにくい体を作り食欲を正常にし、胃酸の分泌をよくします。副交感神経の働きを正常に保ち、腸のぜん動運動も高められ、便秘の予防とともに解消にも役立ちます。
それはムギに多く含まれている繊維が、大腸に住む細菌によって分解されるとき、有機酸ができて、これが腸の粘膜を刺激すると便意をもよおすことになるからです。


食べ物から調べる 自然食品別効能辞典について

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