まぐろの刺し身は、昔は江戸の庶民の最高のぜいたくの一つでしたが、いまでも日本の食文化の代表的なものです。おいしいトロは、脂肪分が多く、高血圧を心配する人も多いようです。もっとも味のよい「くろまぐろ」は「ほんまぐろ」ともいわれ、全長三メートルにも達します。漁獲時期は夏から冬にかけてで、しゅんもこの頃です。その他、キハダ、メバチ、ビンナガがあります。
まぐろには血栓をできにくくする脂肪酸があり、コレステロール値を下げる作用があるので、血管を守ります。
まぐろはコレステロール値を下げることで、動脈硬化を防ぎ、心臓病の誘因をなくします。しかし、まぐろを食べ過ぎると過酸化脂質が作られたりするので注意しましょう。
まぐろに含まれているコレステロールを下げる脂肪酸はエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸という物質で、同じような働きをするリノール酸より、その作用は強く、血液中の血小板が凝固するのをおさえます。そのため動脈壁に血小板が付着したり、血栓ができることもなくなります。
まぐろに含まれるプロスタサイクリンなどには、血管を拡張させて、血圧を低下させる作用があります。
まぐろの脂肪の中には、牛肉やぶた肉などに含まる脂肪酸とは種類の違う脂肪酸が含まれており、血液をかたまりにくくして、血栓の発生を防ぎ脳卒中を予防します。
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