梨は、日本梨、中国梨に西洋梨と、三つに分かれています。日本梨の原種は、日本の中部以南、朝鮮、中国揚子江沿岸に分布していてものです。日本梨には、赤梨、青梨と分けられています。赤梨は長十郎、青梨は二十世紀に代表されます。梨は昭和に入って急速に進歩し、昭和十六年に突然変異によって生まれた木が、昭和二十二年に結実し「幸水」の誕生になりました。それから「豊水」「菊水」のあわせて三水が出そろい、秋の味覚の代表であった梨も、夏にも食べられるようになりました。
梨の芯をぬいてその中に卵を割り入れ、蒸し焼きにして食べるとせき止めに良いと、一部の地域ではいわれています。実をフライパンで焼き、それをすりつぶして布でこした汁を飲むという方法もあります。
和紙に梨を包んで黒焼きにし、湯にとかしたものを飲んでいると効くといいます。また、レンコンの汁と梨の汁を同じ量ずつ混ぜて飲むと、痰を切るのに良いとされています。
梨の葉を煎じ、5〜10%液にして、患部を洗浄するとよくなります。
梨の皮をむいて中身をおろし、それを天日で乾燥したものを粉末にして水といっしょに飲むと、酒の酔いをさまします。また梨を生で食べても同じ効用があります。
梨の葉を煎じて、扁桃炎と同じようにうすめて、あせも、かぶれ、ただれなどにぬると、かゆみを抑えてくれます。
梨の生食を続けると、肌荒れ防止に良いとされています。
梨には利尿作用があり、便通もよくなると、昔から言われています。
梨の葉を煎じ、2〜5%液でうがいをすると、扁桃炎、口内炎によく効きます。
食べ物から調べる 自然食品別効能辞典は自然食品別に効能を紹介しています。 | edit
© 2006 食べ物から調べる 自然食品別効能辞典 all rights reserved.