レタスはチサ、またはチシャともよばれる菊科の一種で、ヒマラヤ地方から西アジア、南ヨ−ロッパにかけてが原産地です。球状に結球する玉チサと全然結球しない掻チサとがありますが、掻チサはサラダ菜と呼ばれていて、ここでは玉チサをレタスとします。玉チサは明治初年に輸入され、戦後、普及した西洋野菜の一つで、冷涼な気候を好むので、春と秋に栽培されますが、温室栽培が多いので一年中出回っています。
レタスは熱のある病人が食欲のないときに食べるとよいでしょう。レタスには、解熱作用とともに食欲を増進させる働きもあり、健康の回復の一助となります。
レタスにはビタミンCが含まれており、これが胃の粘膜を強くし、体内に入ったタンパク質の消化吸収をよくして、潰瘍で傷ついた部分を早く修復してくれます。このため胃弱の人や、胸やけに効果があります。
レタスに含まれているカリウムは、血圧を降下させる働きがあります。塩気の多いものをとるとナトリウムが多くなり、血管平滑筋の細胞の内と外のカリウムのバランスが悪くなり、血管が収縮して血圧が上昇してしまいます。レタスにはカリウムが含まれ、ナトリウムの排泄を促進して、血圧を下げる働きをします。
レタスには、ビタミンKも含まれています。このビタミンは、出血性の病気や、すなわち出血性のカイヨウや血尿、痔による血便などに効果があります。レタスは胃を強化する作用とともに胃を保護する働きもあるのです。
レタスには体内のタンパク質を消化吸収をするビタミンUが胃の働きをよくし、また食欲を増進させます。
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