トウガはウリの一種でトウガンと呼ばれます。“冬瓜”と書くように、冬に熟し、霜にさらされたものが良いとされています。東南アジアが原産とされジャワ全土に自生しています。あまり味がなく、形だけ大きい野菜ですが、汁を出し尿の出を良くし、ノドの渇きを止めるなど、冷房に慣れた体をしぜんに常温になじませます。
冬瓜の皮と竹の葉をいっしょに煎じて飲むとせき止めに効果が期待できます。
冬瓜の果肉を3センチぐらいにきざみ、種子と共に水と酒で煮、布袋でこしたものを、さらに煮つめます。それを気長に塗っていると効きめがあります。
冬瓜の種子には、軽い緩下作用、利胆作用があります。漢方では、大黄、芒硝の補助薬とされます。
冬瓜の黒焼きを口にふくんでいると、口中のタダレを治したり口臭を消したりします。
冬瓜の種子を煎じて、その汁で痔の患部を洗うと、ハレや痛みが取れます。
冬瓜の果肉をたたいて、その汁を飲むと小児の下痢良いとされています。大人にはあまりよくありません。
冬瓜の果肉をすりおろした汁を飲むと、カニや魚の中毒に効きます。キノコの中毒には、少量を冬瓜に油を混ぜて食べると良いとされます。
冬瓜の果肉をつぶしてその汁を飲むと、疲れを取ります。
冬瓜の種子、または果肉の乾いたものを煎じて飲むか、あるいは果肉を調理して食べると利尿効果があります。水腫、脚気、痔、婦人の血の道にもおだやかな効き目があります。
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