朝鮮人参は、古くから強壮補欠作用で知られ、名前のとおり、朝鮮半島や中国東北部に自生していたものですが、今ではほとんどが栽培されています。漢方では、朝鮮人参は「気を補う薬物」とされ、五臓の機能が低下したり、病気で元気がなくなったときに、これを補うものというわけです。薬用するのは根の部分で、乾燥させて用いるのですが、収穫できるようになるまでに四〜五年はかかります。今では、健康食品として手軽に使われるようになりました。成分としてはサポニン、糖、コリン、ミネラル、ビタミンB1、B2などをあげることができますが、このほかにも未知のさまざまな成分が含まれていると考えられています。
朝鮮人参の粉末やお茶を、熱い湯にといて飲むと、体があたたまり風邪の予防になります。
朝鮮人参は肝臓で核酸やタンパク質を合成する作用を強め、肝臓の働きを活発にします。
朝鮮人参の成分中のミネラルに含まれるゲルマニウムが抗がん作用を持っているといわれます。これ以外の成分も働いて、制がん効果を上げていると考えられます。
朝鮮人参には末梢血管の血行を良くする成分があるので、痔の治療薬として使われます。
朝鮮人参を煎じて服用していると、副腎皮質の機能が高められ、副腎皮質からストレスに対抗するホルモンが分泌されます。これによって、女性の更年期に起こりがちな頭痛、イライラ、食欲不振、便秘、下痢といった自律神経の失調症状に効果をあらわします。
朝鮮人参には、ビタミンB1,B2が含まれているので食欲がなく体がだるい時は、お茶がわりに飲むようにしてると食欲不振に効果があります。
朝鮮人参には、大脳皮質を刺激して血液中のヘモグロビンの増加を助ける成分が含まれています。
朝鮮人参には、心臓や血管に刺激を与え、血流に力をつけ血行を良くして、低血圧、冷え症に効果をあらわします。
朝鮮人参糖尿病にも効果があります。糖尿病は、糖質の代謝の異常が原因でおこる病気です。食事中に摂るいろいろな糖質を、体内でブドウ糖に変えられ利用されますが、ブドウ糖が体に役立つように助けるのがインシュリンというホルモンです。朝鮮人参には、このインシュリンの働きを強化し、血糖値を下げる効果があります。
朝鮮人参を最大限に活用するには、煎じるのが一番です。しかし、もっと手軽な使い方として、粉末にしたものを湯でといて飲んだり、お茶として飲む方法もあります。いずれの飲み方でも、疲れが残るような時に服用していると、だんだん疲れがとれてきて明日への活力もわいてきます。
食べ物から調べる 自然食品別効能辞典は自然食品別に効能を紹介しています。 | edit
© 2006 食べ物から調べる 自然食品別効能辞典 all rights reserved.