大根は、多肉多汁、形や大きさはさまざまで、根の色はほとんどが白ですが、赤や黒褐色のものなどもあります。秋大根には、練馬、宮重、聖護院、守口、桜島などが、また春大根には、四月大根、時無、亀戸などがあり、夏大根は、美濃早生、四十大根、二十日大根などで、このように種類も豊富で、四季を通じて食べられます。
大根は含有量から言えば、根の部分よりも葉の部分の方が多く含んでいますが、葉は熱に弱いので、むしろ生で食べられる根の方が、体にとり入れやすいといえます。ビタミンCは、風邪を予防したりストレスを和らげたりします。また、発ガン性物質の生成も妨げると言われています。
おろし大根に塩を少し加えたものを患部に貼ると、始めはしみて痛みますが、数回くり返すうちに、痛みも取れ、腫れも引いていきます。肩こりにも同様です。
大根は皮ごと食べるのがいいのは、皮にビタミンPやカルシウムが多量に含まれているからです。ビタミンPは、毛細血管を強くする力を持っているので、高血圧の予防をしてくれます。
大根の葉の部分は、カロチンが豊富です。カロチンは、体内でビタミンAとなり、新しい細胞の増殖を促進し、視力低下を防止したり、ニキビや吹き出物などをなくし、血液、骨、粘膜などの発育促進の素となります。
大根のおろし汁を蜂蜜や水あめと混ぜて、のどをうるおしながら飲んだり、うがいをしたりします。そうすると、痰がからむのがなくなりのどがすっきりします。
大根の葉の部分にビタミンB1、B2が多く含まれていて、葉をぬか漬けにすると、ぬかに含まれているB群を吸収して、さらにふえます。夏バテ防止、虚弱体質、疲労回復にとても良いそうです。
大根の葉の部分は、カロチンが豊富です。カロチンは、体内でビタミンAとなり、新しい細胞の増殖を促進し、視力低下を防止したり、ニキビや吹き出物などをなくし、血液、骨、粘膜などの発育促進の素となります。
おろし大根を歯ぐきと頬の間に入れておくと、歯の根元の熱を冷やして痛みを和らげます。
ミネラルやカルシウムが豊富に含まれている大根ですが、大根の葉に含まれるカルシウムは、牛乳一本分よりも多いとされています。ミネラルは、生体機能を調節したり、体の組織を構成したり、酵素を活性化したりします。
大根には、でんぷん分解酵素のジアスターゼや、消化を助けるたんぱく分解酵素のアミラーゼが多く含まれているので、大根おろしなどにして食べると、これらの酵素の作用で胃腸の負担を軽くするので、特に胃腸の弱い人には助けになります。
千六本にきざんだ大根と葉に、しょうがと塩を加えて一夜漬けにしたものを食べると、性ホルモンの分泌を促し強精効果があります。
大根おろしをすると大根の組織が破壊されてでてくる殺菌力は、胃腸内での大腸菌をはじめ、ブドウ菌、酵母、こうじカビなどの生育を阻止します。この働きを有効にするには、殺菌効果のあるおろしあえなどを、食事の最初に食べておくことです。
大根の繊維が腸の働きを整え、成分中の酵素が、腸内で有用とされる細菌を培養し、腸内酵素を防いで、体内の有害老廃物を一掃してくれます。
きざんで干した大根を煎じて服用すると、利尿作用で、腎臓系の疾患、むくみに良く効きます。効きめは穏やかですが、1日に20〜30グラムが適量でしょう。
切り干し大根と同様に、葉の干したものでもむくみをとり、浮腫に効果があります。干した葉を煎じて服用します。
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