せりは数少ない日本原産の野菜であります。せりの中には、食用に適さないドクゼリがあります。見分け方としては、葉の幅が狭くて長いものがドクゼリで、ドクゼリに比べてやや葉の幅が広いものがせりです。ドクゼリの地下茎は、太く竹に良く似た茎で、縦方向に 割って見ると竹のような節があるので判明できます。ドクゼリは、数少ないので、ほとんどは食用に適するせりです。せりには、特有の芳香があり、野菜類の少ない冬場には貴重なビタミン補給源としてもっとも活用されていい野菜です。
せりを粗く刻み、布袋などにたくさん入れて湯に浮かべてせり湯にすると、体が温まって血行が良くなり、冷え症の人には効果的です。また、せり特有の芳香が広がりますので、一風変わった春の宵の湯が楽しめます。
せりには解熱作用があり、風邪の時にはせりを刻んだものに、削り節を加えたもので醤油をつくり、温めてから熱いうちに飲んで養生すると、汗が出て熱も下がります。
花の咲いたせりをつみ取り、水洗いしたあと陰干しにし、粗く刻んで紙袋で保存してお茶がわりに飲むと、便秘の症状が緩和され、利尿の促進が見られます。
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