生姜の効能 自然食品別効能辞典


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生姜の効能


生姜は熱帯アジア原産で、日本には五種類あるといわれており、静岡、岡山が産地として有名です。生姜の薬用部分は根茎で生のものを生姜、乾燥したものを乾姜とよび区別しています。生姜はひね生姜を普通使います。ひね生姜とは掘り出して一年以上たったもので、ひねとは老成という意味です。生姜には健胃効果をはじめ、吐きけ、解毒、腸痛、風邪などに大変効果的で、生姜を蒸して乾燥させた乾姜は、体内の新陳代謝を活発にする熱性刺激剤と呼ばれるもので、生姜よりも保温効果が高いので、冷えからくる諸症状に効果があります。下痢、風邪、腰痛、痛風、カクラン、夜尿症、はき気などに効果があります。

生姜の辛み成分には、健胃作用があります。ジンゲロンという成分で、唾液のジアスターゼ作用が促進され、胃液の分泌を活発にして消化作用が正常に行われるようになります。胃腸の働きが活発になれば、血液の状態も良くなり、細胞や組織もしっかりしてきます。

生姜には、体内の熱を発散する作用がありますから、のぼせやすい体質の人に効果があります。

生姜の成分、ジンゲロールやショウガオールは、腸チフス菌、コレラ菌などに対して強い殺菌作用をもっています。とくにジンゲロンは殺菌作用が強く、生姜の辛さの所以です。子供が食べすぎなどにより腹痛を起こしたら、生姜湯と共に、生姜の粉末四〇グラム程を酒で練り、おへそのあたりに塗って布を当て固定しておくと、痛みや不快感を取り去ることができます。

古い生姜のおろし汁に同量のごま油を加えて混ぜたものを、手足にすりこむと、痛みがやわらぎます。関節炎や神経痛、脚気や中風などによる手足のまひに、効果的です。

生姜特有の香りと辛みが食欲の増進をはかり、食欲不振の時や夏バテに役立ちます。

温かい生姜湯を飲むと、吐き気やしゃっくりなどの症状が緩和されます。

生姜は発汗剤として有名です。風邪をひくと体内の新陳代謝がにぶりますが、生姜の成分ジンゲロンやジンゲロールは新陳代謝を活発にし、ホルモンや自律神経などの神経系統を正常にする強力な働きを持っており、風邪の時に生姜湯や生姜酒を飲用すると、発汗作用が促進され、体を芯から温かくするので、風邪に効果があるのです。

生姜は、皮膚からの吸収性も高いので患部に塗布するのも効果的です。喘息(ぜんそく)の発作で苦しんでいる時には、生姜のおろし汁を背中にすり込み、同時にマッサージすると発作もやわらぎ、楽になります。


食べ物から調べる 自然食品別効能辞典について

普段口にする身近な自然食品には、意外と知られていない素晴らしい効能があることをご存知ですか。 自然食品が持つパワーを理解し、普段の食生活習慣に活かすことができれば、薬やサプリメントなど必要ない気さえいたします。ここでは、各自然食品ごとに効能を掲載しています。皆様の健康レシピに当サイトをお役立てください。