しその原産は、ヒマラヤや中国の南部です。インドでは赤紫のしそをペリルラといい、中国では単に蘇といわれえていました。蘇とはよみがえるという意味で、香りが良く、人の食欲をそそるところからつけられたといわれています。中国では古代から、薬用、食用とさかんに使われ、日本にも薬用として渡来しました。しそ化の植物は、他にカキオドシ、ハッカ、メハジキ、ウツボクサ、ケイガイなどがあり、香りが豊かで、生薬として効用があるものが多いのが特徴です。
しそには、滅入った気分を壮快にする働きがあります。漢方薬の香蘇散は、気のうっ滞や、それが原因の感冒、神経症の治療に用いられます。したがってしそは、胃腸が虚弱で食欲がいつも無く、気分が沈んで胃が重い人、また、くよくよして考えごとが多く、そのために食道神経症、胃痛などが起こる人などに効用があります。また、独特のよい香りが、胃腸を刺激して胃液の分泌を促すので、特にどこも悪くないが食が進まないなどという場合には、毎日の食卓にとり入れたり、葉を煎じて飲むと効果的です。
しその強い防菌性を持つペリアアルデヒドが、腸内の細菌の腐敗を防ぎ、血液をきれいにし、造血を促進して貧血を治す効力を発揮します。また、制菌作用があるということは、このペルアアルデヒドがタンパク質を破壊し、その作用によって菌が殺されるということなのです。
非常に効力が強いこのタンパク質分解作用は、そのまま制がんとしての働きにも応用できます。ただ体内でのこのペリアアルデヒドが増えすぎると、がん細胞だけでなく、普通の体内のタンパク質にまで作用するという危険があります。ですから、1日に2〜3枚が適量です。この量なら毎日続けてもかまいませんが、2〜3枚を毎日摂ってしまったら、体内の細胞にペリアアルデヒドが蓄積するかもしれないので、次の数日はしそを食べないという風にバランスをとっていくことが大切です。
しその葉を粗く刻んだものや実に熱湯を注いで飲むか、ネギやショウガなどと一緒にみそ汁に入れて飲むかして、早めに寝ると風邪のひき始めには効果的です。それは血行を良くし、代謝を促進するので老廃物が汗といっしょに体内から出てしまうのです。同様に、しその葉を煎じた汁でうがいをいたり、葉をすりつぶし、ガーゼでしぼった汁を飲むとせき止めにも効果的です。
しそには、滅入った気分を壮快にする働きがあります。漢方薬の香蘇散は、気のうっ滞や、それが原因の感冒、神経症の治療に用いられます。くよくよして考えごとが多く、そのために食道神経症、胃痛などが起こる人などに効用があります。また、めまいや肩こり、耳なりなどで気分がのらない場合や、仕事によるノイローゼ、ストレスなどの状態にあるときなどに非常によく効きます。また、独特のよい香りが、胃腸を刺激して胃液の分泌を促すので、特にどこも悪くないが食が進まないなどという場合には、毎日の食卓にとり入れたり、葉を煎じて飲むと効果的です。
しそには発汗を促し、身体をあたため、血行を良くする作用があるので、おふろの中に布袋に入れたしその葉をたくさんうかせると湯ざめしにくく効果です。
しその葉や穂じそが刺身のつまにつくのは、魚の生ぐささをとって、しその制菌性により食中毒を防ぐという意味なのです。しそには消毒作用があり、しその香りのもとであるペリアアルデヒドという成分が強い制菌効果をもたらし、防腐作用が非常に高いのです。そのため昔から醤油の防腐剤として使用され、食べ物が腐りやすく、食中毒がおこりやすい夏場には欠かせないものでした。
しそにはビタミンAが多量に含まれているので、皮膚の代謝を促すので、吹き出もの、にきび、シミなどが消え、つややかな肌にします。
少し古くなったしその葉をもんで粉にしたものを、傷口につけると効果があります。
しそは葉だけではなくその実にも効用があります。実には、リノール酸、ステアリン酸などの油脂分が含まれています。この中のリノール酸は、血管にたまったコレステロールや老廃物を溶解して排出を促進し、血液がスズームに流れるようにして動脈硬化を防ぐ働きがあり、しその実の含有量は微量ですが、毎日、一つまみに熱湯を注ぎお茶がわりに飲んでいると効果があります。
しそにはビタミンAが多量に含まれているので、抜け毛、枝毛、フケなども、頭皮の代謝が良くなるために解消します。
しその強い防菌性を持つペリアアルデヒドが、腸内の細菌の腐敗を防ぎ、血液をきれいにし、造血を促進して貧血を治す効力を発揮します。しその摂取は1日に2〜3枚が適量です。この量なら毎日続けてもかまいませんが、2〜3枚を毎日摂ってしまったら、体内の細胞にペリアアルデヒドが蓄積するかもしれないので、次の数日はしそを食べないという風にバランスをとっていくことが大切です。
じゃがいもはナス科の植物で、原産は南アメリカ北部、アンデス山脈の高地ペルー地域です。日本では、最初は観賞用としてであり、十七世紀中頃にききんがあった際に救荒作物として初めて食用に栽培されました。じゃがいもはでんぷん質が主体ですが、糖分が少なく、熱に破壊されにくいビタミンCやビタミンBが多量に含まれています。ビタミンCは特に皮の部分に多量に含まれているので、皮ごと食べる方が身体によいといえます。じゃがいものでんぷんは熱によって糊化しますが、これはビタミンCを包んで保護し、流出を防ぐ働きがあります。またじゃがいもはアルカリ性食品なので、体内の酸性化を防ぎます。肉料理などのつけ合わせによく用いられるのは、この意味でも合理的です。
じゃがいもを常食としていると胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに効果があり、消化不良なども治すといわれている。じゃがいもの欠点は貯蔵中に発芽することで、この芽や皮の緑色の部分はソラニンという毒素が多く危険ですので、丹念にとってから調理することが大切です。しかし、低温で貯蔵するか、りんごや西洋なしなどと一緒に保存しておくと、芽が出ないというおもしろい性質がありますので、一度試してみるとよいでしょう。
じゃがいものでんぷん質には、ペクチンが多く含まれており、これが水を吸着してふくれ、刺激物から消化器の壁を守るので、腸の働きがよくなり便通も整います。
じゃがいもにはカリウムが多量に含まれていますので、カリウム不足でおこる糖尿病、不整脈、心臓の働きの 低下などに効果があります。カリウムは水に溶けやすい性質をもち、ミキサーなどにかけても破壊してしまわず、熱に強いのでどのように調理をしても大丈夫です。じゃがいもはよく煮こんで、でんぷんをこしてスープなどにするのが、糖尿病などの症状には一番効果的です。
じゃがいものことをフランス語で、「大地のりんご」と表現しますが、りんごなどと同様に肉毒を解消する薬効があります。それはカリウムが体内の過剰な塩分、老廃物などの排せつを促す効果があるからです。肉ばかりとりすぎると体内が酸性になりよくありませんから、積極的にじゃがいもをとるようにしましょう。
じゃがいもには、ビタミンB1、B6、パントテン酸などのビタミンB群が豊富です。ビタミンB6が不足すると、動脈が退化して裂けやすくなります。日本人の脳出血は動脈がさけておこるものがとても多く、ビタミンB6の不足が原因であるといわれています。またパントテン酸は、血圧を下げ、貧血を治すなどの働きをする成分です。白米を主食とする日本人は欧米人に比べ、パントテン酸の欠乏がおこりやすく、高血圧、低血圧、頭痛、肩こり、めまい、胃下垂、便秘などをうったえる自律神経失調症にかかる人が多いのです。ですから、日本人にとってじゃがいもは欠かせない食物といえます。
パントテン酸が不足すると、すぐに腰掛けたくなったり居眠りしやすくなったりします。また、ちょっとしたことでイライラし、狂暴になったりするのです。これはマセチルコリンの不足でノルアドレナリンの作用がつよくなったものと考えられています。ノルアドレナリンは別名「戦うホルモン」とよばれており、家庭内暴力、校内暴力など、現在問題になっている数々もパントテン酸の不足によるものともいわれています。
じゃがいもに含まれているトリプトファンという物質が造血を促し、血行をよくするので、身体が温まり顔色もよくなり、貧血に効果があります。
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