きゅうりの原産地はヒマヤラ山脈で本来夏野菜の代表選手ですが、今では一年中食卓で見かけるようになりました。きゅうりの成分は九六%までが水分で、少量のビタミンB2、C、A、ミネラル、カリウムなどが含まれています。ほとんど水分なので消炎作用に効果があります。きゅうりは曲がってなくまっすぐで、とげはさわると痛いほどしっかりしているのが良く、淡緑色で全体に白っぽい粉がふいたようになっているおのが新鮮です。
きゅうりは昔からヘチマなどとともにきゅうりの汁も化粧水に使われてきました。皮膚の水分を補って、シワ、肌あれなどを防ぐ効果があり、肌をなめらかにします。
きゅうりに含まれているカリウムやフラボン系の成分が、体内にある過剰なナトリウムと交換分解して、その排出を促し尿の量を増やす利尿作用の働きをします。ですから、体内に余分な水分がたまって起きるむくみの症状には非常に効果的です。きゅうりのこの利尿効果を上げるには、生ではなく煎じるのが一番です。
まずきゅうりの種子を取り、日干しにしたものか、生の種を取ったものを用意します。それを10グラム、コップ一杯の水で煎じ、水の量が七〜八分目ぐらいに減るまで煮つめます。それを二〜三回に分け食後に服用します。カリウムやフラボン系成分は、生よりも煎じると濃くなるので効果をあげます。
きゅうりは水分が多いため消炎作用があり、利尿を促すので体内の解毒作用にもつながり、昔から民間ではこのような症状に用いられていました。切り傷、やけどには、葉の汁や、実をすりおろしてしぼった汁を患部にぬると効果があります。また、暑さのため体の水分が失われて起こる日射病には、すりつぶしたものを足の裏にはりつけます。
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